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誕生石のお話
 
 
1月の誕生石 ガーネット
7月の誕生石 ルビー
2月の誕生石 アメジスト 8月の誕生石 ペリドット
3月の誕生石 アクアマリン 9月の誕生石 サファイア
4月の誕生石 ダイヤモンド 10月の誕生石 ピンクジルコン
5月の誕生石 エメラルド 11月の誕生石 トパーズ
6月の誕生石 アレキサンドライト 12月の誕生石 ブルージルコン
 
1月の誕生石・・GARNET-ガーネット-
*基礎知識
ガーネットは、単一の宝石名ではなく類似の鉱物のグループ名で、また一般に濃い赤色を思い浮かべる方が多いと思いますが、青色以外のさまざまな色合いもあり、その数は40種類以上ともいわれています。また、スター効果(強い光をあてると星の輝きのような4条あるいは6条の光の線が浮き上がる効果)や変色効果(自然光と人口灯下で宝石が異なった色を示す現象)を示す石もあります。
1月の誕生石・・GARNET-ガーネット-
*宝石言葉
貞操、真実、友愛、忠実
*産地
タンザニア、ブラジル、スリランカ、インド
*神話・伝承
ある科学者が、初めてガーネットの結晶を発見したときに、ざくろの実を思い出したのが由来です。語源は、ラテン語の“granatum”グラナトゥム(種子)から派生した言葉です。ガーネットは、紀元前にすでにしられていて、聖書にもその名が見られます。また古くから身に付けていると、魔よけの効果や、勝利・成功をもたらすといわれ十字軍の兵士達は護身符として身につけていました。
また、聖書の中のノアの方舟の灯火として用いられていたともいわれ、文学をはじめとする様々な芸術作品でも恋の形容詞としてしばしば取り上げられてきました。
 
*基礎知識
アメジストとは水晶の仲間で和名を紫水晶といいます。水晶は地球上に多く存在する成分から形成されるため、古来から人間にとって非常に身近な
宝石ですが、アメジストはそれら水晶の中でももっとも高貴な存在とされています。
透明で淡紫色から深紫色のものがあり、また純粋な紫色より少し赤みのあるワインがかった色、色むらがなく透明で濃い色合いのものが好まれます。
精神的な不調を和らげ、気の流れをスムーズにすると言われ、本来持っている自分の魅力をあますところなく表現できるといわれています。
2月の誕生石・・AMETHYST-アメジスト-
*宝石言葉
誠実、心の平和、高貴、平静
*産地
ブラジル、ウルグアイ、アフリカ など
*神話・伝承
アメジストとはギリシャ神話に登場する信仰深い乙女の名前です。
酒の神バッカスが、気まぐれに乙女を虎の餌食にしようとした時、月の神ダイアナが哀れに思い、アメジストを純粋で清らかな水晶にかえさせました。
酒の神バッカスは、美しい水晶となったアメジストの姿を見て、自分の行ったことを心から悔やみ、罪の償いから手にしていたぶどう酒をアメジストにかけたのです。
するとみるみるうちに美しい紫色に染め上がっていったのです。
アメジストはギリシャ語で「アメタスト=酒に酔わない」の語源として暴飲暴食を避ける、酒に酔わない、解毒、さらには人生の悪酔いを避けたい聖職者が
持つ高貴な石とされてきました。
 
3月の誕生石・・AQUAMARINE-アクアマリン-
*基礎知識
その名の通り、「AQUA」は水、「MARINE」は海の意味をあらわしており、神秘的な海の色を持つアクアマリンは、凛とした清涼感が感じられます。
ベリル(ベリリウムを含む六角柱状の鉱物)という鉱物の一種で、青色のベリルがアクアマリン、緑色のベリルがエメラルドです。その違いは色だけでなくアクアマリンはエメラルドに比べ耐久性にすぐれその結晶も大きなものが産出されます。
また、アクアマリンは透明度が高く色が濃いほど良質とされ、身につけると素直さや純粋さを呼び戻してくれる石とされています。
3月の誕生石・・AQUAMARINE-アクアマリン-
*宝石言葉
沈着、聡明、勇敢
*産地
ブラジル、スリランカ、マダガスカル
*神話・伝承
海底の美しい海の精が宝箱から落としたものが浜辺に打ち上げられて宝石になったとも、水夫に恋焦がれた人魚の涙が砂浜に打ち上げられ宝石になったともいわれています。
また古くから航海の安全を祈る水夫達のお守りとして大切にされてきました。
 
4月の誕生石・・DIAMOND-ダイアモンド-
*基礎知識
和名は「金剛石(こんごうせき)」。「永遠の宝石」とよばれ、旧約聖書にも記されている人類と縁の深い宝石です。
宝石の中の王様と言われ、その稀少性はたった1カラットを取り出すために4トントラック1台分の岩石が必要とされています。
また取り出されたダイアモンドは、ガラス玉となんらかわりなく、人の手によってブリリアンカットされ、初めて美しい光りを放ちます。
一般にダイアモンドは4Cと呼ばれる要素すなわち「Carat」=重量、「Cut」=研磨、「Color」=色、「Clarity」=透明度の組み合わせで評価されます。
4月の誕生石・・DIAMOND-ダイアモンド-
*宝石言葉
清浄無垢、永遠の絆、不屈
*産地
南アフリカ
*神話・伝承
ダイアモンドはその硬さからその名もギリシャ語の「征服しがたい」という意味の「adamas」アダマスに由来されています。
「類い稀な光り輝く宝石」に加え、古来では絶対的な硬度をもつ不滅の宝石として永遠性の象徴、またその希少性のため、最高の財宝として崇められてきました。
世界最大のダイアモンドは、「カリナン」と呼ばれ南アフリカで発見されました。カット前は3105カラットもあり、これをカットすると合計1063カラット、105個の宝石が得られ、これらは当時のイギリス国王のエドワード7世に献上されています。
中でも「偉大なアフリカの星」は530.2カラットで、カットされたダイアモンドの中では世界最大の大きさを誇ります。現在ではロンドン塔内に展示されていて見学することができます。
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5月の誕生石・・EMERALD-エメラルド-
*基礎知識
和名は翠玉(すいぎょく)です。ベリル(ベリリウムを含む六角柱状の鉱物)という鉱物の一種で、緑色のベリルがエメラルド、青色のベリルがアクアマリンです。色の良さ、輝きの強さが価値基準となり、ベリルの中では最も高価な宝石です。
エメラルドの中には必ずインクルージョン(内包物)があり、これは古来の地球内部の液体がそのまま結晶中に残ったもので、天然石の証といえます。
光にかざすと同じものは二つとない偶然の産物であるインクルージョンが神秘的な森や木々を連想させ、エメラルドならでは魅力を楽しめます。
5月の誕生石・・EMERALD-エメラルド-
*宝石言葉
幸福、幸運
*産地
コロンビア、ブラジル、タンザニア
*神話・伝承
「緑色」という名前を由来にもつエメラルドの歴史は深く、紀元前4000年頃にはバビロニア帝国の首都バビロンで、すでに取引がおこなわれていたといわれています。エメラルドは「ヴィーナスにささげる宝石」と呼ばれ、神々しい畏敬の念をもって愛されていました。
かのクレオパトラもそんなエメラルドを愛し、クレオパトラの名をつけた自分だけの鉱山を所有していました。クレオパトラ鉱山は、鉱源が豊かであったため、後に発見される古代の宝飾品の数々の多くがこの鉱山から採られたといわれています。
 
6月の誕生石・・ALEXANDERITE -アレキサンドライト-
*基礎知識
アレキサンドライトは、「金」と「ベリル」を意味するギリシャ語からきている「クリソベリル」という鉱物の仲間で、変色効果を示すのが特徴です。
日光や蛍光灯の下では、緑色、白熱光(電球の光)の下では赤暗色に変化して見えます。これは内包されている酸化クロムが起因で、グリーンとレッドの中間色的な色バランスを保持し、光線を吸収した際に酸化クロムの影響を受け、光の種類によりどちらかの色が支配します。
また、はっきりと変色されるもの、また、変色が緑の時がエメラルド、赤の時がルビーの色に近くなるほど評価が高くなります。
6月の誕生石・・ALEXANDERITE -アレキサンドライト-
*宝石言葉
秘めた思い、多情な心
*産地
ブラジル、インド、スリランカ 、ロシア
*神話・伝承
1830年、ウラル山脈のエメラルド鉱山で発見されました。発見した工夫が昼間太陽の下で見た時は緑色だったのに、山小屋に持ち帰りろうそくの明かりでみると赤暗色に変っていたのです。「これは神のいたずらに違いない」と当時の工夫は驚きを隠せませんでした。
ちょうどその発見日が、当時の皇帝アレキサンドル2世の誕生日であったことから、世にも稀な石にふさわしい名前としてアレキサンドライトと命名されました。
 
7月の誕生石・・RUBY-ルビー-
*基礎知識
和名を紅玉(こうぎょく)といわれるルビーは、サファイアと同じコランダム(鉱物の一種)で赤色のものをルビー、そしてその他の色をはサファイアとよばれます。
時に宝石は完全な純粋さだけが取り得ではなく、こうして大自然の中で数パーセントの微妙な不純物が入ることにより偶然の美が生まれます。
さらに大きな結晶の成長が難しいルビーは昔からとても希少価値がありました。
またルビーの最高の色は、ピジョン・ブラッド(鳩の血)といわれやや紫を帯びた濃い赤色をしていて、ビルマ(今のミャンマー)産のものに多いとされています。
7月の誕生石・・RUBY-ルビー-
*宝石言葉
情熱、仁愛、威厳
*産地
タイ、ミャンマー、カンボジア、スリランカ
*神話・伝承
ルビーの語源は「赤」を意味するラテン語の「ルペウス」からきています。深く澄んだレッドカラーが、燃え盛る炎や血に見え毒薬やコレラ、血や熱に効果のあるお守りとして扱われてきました。古代ギリシャでも軍神マースが宿る石として、武将たちの守護石にされてきました。
またルビーを身につけると、情熱が呼び覚まされるとともに嫉妬や愛情への疑念などをとりはらい、精神の安定を得られる石とされてギリシャ、ローマ時代からスピリチュアル・ストーン(精神的な石)として扱われてきました。
 
8月の誕生石・・PERIDOT-ぺリドット-
*基礎知識
和名をカンラン石とよび、カンランとはオリーブの事を意味するペリドットは、その黄味がかった深いオリーブ・グリーンから、その名がつきました。
ペリドットは他の宝石類よりも地球の奥深いところで結晶化される宝石鉱物です。結晶化される地球内部の状態は宇宙に散らばっている隕石の内部と同じで、ペリドットは隕石の中からも発見されています。そのため地球誕生や宇宙の謎をとく手がかりとなる鉱物として、多くの研究資料として扱われてきました。
遠い宇宙から隕石とともに飛来されてくるペリドットは古来から宇宙のパワーがやどいるといわれています。
8月の誕生石・・PERIDOT-ぺリドット-
*宝石言葉
友愛、夫婦の幸福、和合
*産地
オーストラリア、アメリカ、ミャンマー、メキシコ
*神話・伝承
遠い宇宙から隕石とともに飛来されてくるペリドットは、古来から太陽のエネルギーが宿っているといわれ、暗闇に光をもたらす石とあがめられていました。太陽神を崇拝し、暗闇を嫌うエジプトでは護身符としてファラオの崇拝物となっていました。古代エジプトの女王の王冠、旧ロシア宮廷の王冠、イギリス聖エドワード王冠など、 古くから王冠に縁のある宝石とされています。
邪念や欲望を自制し、色欲を抑え、狂乱を鎮め、力と富を与えてくれる宝石とされてきました。
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9月の誕生石・・SAPPHIRE-サファイヤ-
*基礎知識
エーゲ海のコバルトブルーのように青く輝くサファイヤは、ルビーと同じコランダム(鉱物の一種)で内容物によって赤色のものをルビー、そしてその他の色をサファイヤとよびます。ですからサファイヤの色は、ブルーだけではなく様々なカラーサファイヤがあるものの、サファイヤの語源が「青」からきているように「紺碧色」のものがこの宝石の代表格といえるでしょう。
サファイヤは、近年産出量が益々減りつづけているため、希少性の高まりが止まらない状況といえます。
9月の誕生石・・SAPPHIRE-サファイヤ-
*宝石言葉
慈愛、誠実、徳望
*産地
スリランカ、インド、ミャンマー、タイ
*神話・伝承
神の恩寵をうけ精神の再生をもたらすと信じられていたサファイヤは、聖職者こそ身につけることが相応しいといわれ、昔から枢機卿や司教の指輪にセットされていました。その指輪で信者に触れると誠実や慈愛を与え、病を治し人々を苦しみから救うとされてきました。
また高貴な雰囲気を象徴することから王冠やティアラなどの財宝につかわれることが多く、今は亡きダイアナ王妃も公式の場で頻繁にサファイヤを身に付けていました。
 
10月の誕生石・・PINKZIRCON-ピンクジルコン-
*基礎知識
スリランカで18世紀頃に発見されたジルコンは、当初からダイアモンドとの類似性が認められていて、長い間ダイアモンドの代用として扱われてきました。
現在でも「キュービックジルコニア」との誤解が払拭されず、ホワイトジルコンはよく輝くため「人造石」と勘違いされてしまう不遇の宝石です。
そのことからわかるように、ジルコンは非常に高い屈折率を持ち、ブリリアンカットを施すと金剛光沢を出して一見ダイアモンドと見紛う程の輝きを放ちます。
10月の誕生石・・PINKZIRCON-ピンクジルコン-
*宝石言葉
媚薬
*産地
カンボジア・ミャンマー・ベトナム
*神話・伝承
ジルコンはアラビア語で「朱色」、ぺルシア語では「金色」の意味に由来します。古代から宝石として愛用されてきた石です。
インドでは月食のシンボルともされています。
 
11月の誕生石・・TOPAZ-トパーズ-
*基礎知識
優しい光を放つトパーズは、和名を黄玉とよび一般的に黄金色の石といった印象がありますが、黄金色の中でも明るい黄色のレモンイエローやシェリー酒を思わせるような少し渋みを思わせる黄色のものまで様々です。極上のトパーズはインペリアルトパーズといわれ、熟成されたシェリー酒のつやとコク、ほのかな甘味とまろやかさを感じさせ大人の雰囲気の色彩を放ちます。
そのほかピンクやオレンジ、緑、紫、透明など様々なカラーがあり、中でもブルーにおいてはアクアマリンの美しさを凌ぐものもあります。
11月の誕生石・・TOPAZ-トパーズ-
*宝石言葉
希望 、友愛、潔白
*産地
ブラジル、スリランカ
*神話・伝承
トパーズの語源はギリシャ語の「トパゾス-探し求める」からきています。
トパーズが採掘されていた島は昼間は霧に覆われ探すことが困難でしたが、夜になると石が光るのでようやく探しだすことができるといわれていました。
この石を身に付けると、洞察力や探究心を高めるといわれています。 また古代ローマでは、温かみのある優しい光を放つことからトパーズを「ポプラの木の涙」という名称を捧げ、愛してきました。
 
12月の誕生石・・BLUEZIRCON-ブルージルコン-
*基礎知識
ブルージルコンは、淡い黄色や無色のジルコンを加熱処理することで美しいエナメルブルーの彩りを得られる宝石です。
ブルートパーズの青色と似ているので、ここでもトリートメント(改変)宝石と誤解されますが、ブルージルコンはエンハンスメント(改良)宝石で、この青色が退色(色落ち)していくわけではありません。 和名は風信子石(ふうしんしいし)、赤褐色のものを「ヒヤシンス」と呼んでいたため、ヒヤシンスの当て字(風信子)を使用したといわれています。
12月の誕生石・・BLUEZIRCON-ブルージルコン-
*宝石言葉
繁栄・成功
*産地
ミャンマー、タイ、カンボジア、スリランカ
*神話・伝承
ジルコンという呼び名はペルシャ語のzar(金の意)とgon(色の意)に由来します。中世において、睡眠を助け、財をもたらし、名声と才知を呼び戻す石とされてきました。
 
 
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